ノートに書き込む高齢の女性

人生ノート

人生を、記録ではなく、物語として残す。 人生ノートは、本人の歩み、希望、不安、伝えておきたい言葉を整理し、
これから必要となる支援を終身設計へつなげるためのノートです。

人生ノートとは

いきなり契約ではなく、まず人生を聞く。

向かい合って会話する高齢の女性と女性スタッフ

人生ノートは、本人の基本情報、これまでの歩み、訪れた場所、人生の波、心に残る風景、伝えておきたい言葉、暮らし・医療・介護・財産・葬儀・納骨・供養への希望を、言葉とビジュアルで整理するノートです。

単なるエンディングノートではありません。

本人がどのような人生を歩んできたのか。どのような人と出会い、どのような場所を訪れ、どのような思いを大切にしてきたのか。そして、これからどのように暮らし、何を誰に伝えておきたいのか。

人生ノートは、その声を丁寧に聞き取り、必要な支援へつなげるための入口です。

なぜ人生ノートが必要なのか

支援は、人生を聞くことから始まります。

身元保証、生活支援、死後事務、葬儀、納骨、供養。

これらは、単なる手続きではありません。

どのような医療や介護を望むのか。どこで暮らしたいのか。誰に連絡してほしいのか。どのような葬儀や納骨を希望するのか。

どんな言葉を家族や支援者に残したいのか。

それらは、本人の人生そのものと深く結びついています。

だからこそ、ビハーラ連携機構では、いきなり契約を進めるのではなく、まず人生ノートを通じて本人の歩みと希望を整理します。

医療スタッフと向かい合って話す高齢の女性

終活ノートとの違い

人生ノートは、終活ノートだけではありません。

ノートとペン、眼鏡が置かれた机

一般的な終活ノートは、財産、連絡先、葬儀、相続、医療・介護の希望などを整理するために使われます。

人生ノートも、そうした実務的な項目を扱います。

しかし、それだけではありません。

人生ノートでは、本人の思い出、訪れた場所、人生の波、心に残る風景、伝えておきたい言葉も大切にします。

つまり、人生ノートは、手続きのための記録であると同時に、本人の人生を物語として残すノートです。

比較表

項目 一般的な終活ノート ビハーラの人生ノート
主な目的 手続きの整理 人生の記録と支援への接続
内容 財産・医療・葬儀等 歩み・記憶・希望・支援項目
使い方 家族への連絡資料 終身設計の聞き取り資料
特徴 実務中心 物語と実務の両方
連携 本人・家族中心 社団・専門職・関係機関連携

人生ノートで整理する内容

人生ノートに記録すること。

人生ノートでは、本人の人生とこれからの希望を、次の項目に沿って整理します。

  • 私の基本情報

    氏名、生年月日、住所、連絡先、家族・親族、支援者、かかりつけ医、関係機関などを整理します。

  • 私のこれまで

    生まれた場所、育った環境、学校、仕事、家族、友人、趣味、大切にしてきたことなどを振り返ります。

  • 世界・日本で訪れた場所

    旅行、仕事、暮らし、思い出の場所など、人生の中で訪れた場所を記録します。地図や写真、文章を組み合わせることで、人生の歩みを見える化します。

  • 人生のバイオリズム

    人生の波を、本人の感覚に基づいて整理します。

    知性、感情、身体、縁の4つの軸で、人生の変化を振り返ります。

  • 回想イメージ

    子どものころの食卓、仕事の記憶、家族との時間、旅の風景、季節の記憶など、心に残る場面を整理します。写真がない場合でも、記憶をもとにイメージを作成することができます。

  • 伝えておきたい言葉

    家族、友人、支援者、医療・介護関係者、寺院・宗教者、自分自身へ向けて、残しておきたい言葉を整理します。

  • 私の暮らしの希望

    住まい、日常生活、食事、外出、趣味、地域とのつながり、これからの暮らし方への希望を整理します。

  • 医療・介護についての希望

    入院、施設入居、介護サービス、ACP、延命治療に関する考え方、緊急時の連絡先などを確認します。

  • お金・財産・保険について

    財産、保険、共済、年金、生活資金、信託、FP相談、不動産・住宅運用処理など、暮らしを支える資金面の希望を整理します。

  • 葬儀・納骨・供養の希望

    葬儀の形式、納骨先、供養、宗教的希望、無宗教希望、関係者への連絡などを整理します。

人生バイオリズム

人生の波を、4つの軸で振り返る。

人生バイオリズムは、医学的な診断ではありません。
本人の感覚に基づいて、人生の波を振り返る記録です。
ビハーラの人生ノートでは、次の4つの軸で人生を整理します。

  • 知性

    学び、判断、仕事、理解力、考える力

  • 感情

    喜び、悲しみ、不安、安心、感謝など心の動き

  • 身体

    健康、病気、体力、通院、介護、生活機能

  • 家族、友人、仕事仲間、地域、寺院、
    医療介護関係者、支援者とのつながり

人生には、調子のよい時期もあれば、苦しかった時期もあります。
人生バイオリズムは、それらを評価するためのものではありません。
本人がどのような時期を越えてきたのか、どのような支えがあったのか、
どのような希望を持ってこれからを考えているのかを、
支援者が理解するための記録です。

回想イメージ

写真がなくても、記憶は残せます。

人生ノートでは、写真や文章だけでなく、回想イメージを活用することができます。

たとえば、昭和の食卓、子どものころの家、仕事場、旅先の海、家族と過ごした季節、好きだった庭の花など。写真が残っていなくても、本人の記憶をもとに、AI等を活用してイメージを作成することができます。回想イメージは、本人の記憶を呼び起こし、家族や支援者と共有するための大切なきっかけになります。

回想イメージの例

子どものころの食卓/祖父母の家/学校への道/仕事場の風景/旅の記憶/家族との時間/季節の匂い/好きだった花や風景/昔住んでいた町/大切な人との思い出

緑に囲まれた昔ながらの日本家屋と田んぼの風景

伝えておきたい言葉

言葉にしておくことで、残せるものがあります。

ノートに手紙を書く高齢の女性

感謝、謝罪、願い、思い出、頼みごと。

伝えたいことがあっても、日常の中ではなかなか言葉にできないことがあります。人生ノートでは、家族、友人、支援者、医療・介護関係者、寺院・宗教者、自分自身へ向けた言葉を整理します。

それは、遺言とは違う形で残す、本人の声です。

記録する相手

配偶者へ/子どもへ/孫へ/兄弟姉妹へ/友人へ/お世話になった人へ/医療・介護関係者へ/支援者へ/寺院・宗教者へ/自分自身へ

人生ノートと終身設計

人生ノートは、終身設計につながります。

人生を聞く。思い出を整える。
家族へ残す。必要な支援へつなげる。
それが、人生ノートです。

人生ノートで整理した内容は、ビハーラ連携機構の終身設計に活用されます。終身設計とは、本人の希望や生活状況をもとに、必要な支援項目と費用を整理する個別見積です。

人生ノートに記録された内容をもとに、身元保証、生活支援・居住支援、死後事務、葬儀・納骨・供養など、どの支援が必要かを確認します。

接続の流れ

  1. 人生ノート作成
  2. 希望・不安・支援ニーズの整理
  3. 基本価格表から必要項目を選択
  4. 終身設計作成
  5. 契約内容の確認
  6. 支援開始

人生ノート会員

本入会の前に、人生ノート会員から始められます。

ノートを手にほほえむ高齢の女性

ビハーラ連携機構では、本入会の前段階として、人生ノート会員を設けています。人生ノート会員は、いきなり身元保証や死後事務の契約をするのではなく、まず本人の歩みや希望、不安を整理するための会員区分です。人生ノートを作成することで、自分にどのような支援が必要なのか、家族に何を伝えておきたいのか、これからどのような備えをしたいのかを考えることができます。

人生ノート会員でできること

人生ノートの作成/簡易ヒアリング/支援項目の仮整理/終身設計への入口づくり/自分史としての活用/ブログ版・冊子版への展開/回想イメージ作成/家族や支援者への共有準備

料金

人生ノートの料金プランのご紹介。

内容 金額
ビハーラ入会者 無料
人生ノート会員 1万円
ブログ版人生ノート +2万円
冊子化 +3万円
回想イメージ生成 1点3,000円〜
音声メッセージ保存 1万円〜
動画版人生ノート 3万円〜

人生ノートは、ビハーラ連携機構の入会者には無料で作成します。

ノートのみ作成したい方は、人生ノート会員として1万円でご利用いただけます。

ブログ版、冊子化、回想イメージ、音声メッセージ、動画版人生ノートなどは、希望に応じて追加できます。

作成方法

紙でも、ポータルでも作成できます。

人生ノートは、紙のノートとして作成することも、ポータル上で入力することもできます。

紙に書きながらゆっくり整理したい方。家族と一緒に入力したい方。支援者と相談しながら作成したい方。将来的にデータとして管理したい方。

本人の状況に合わせて、作成方法を選ぶことができます。

作成方法

紙の人生ノート/ポータル入力/聞き取りによる作成支援/家族との共同作成/支援者との共同作成/将来的な専用アプリ化

ノートに書き込みながらお茶を飲む高齢の女性

人生ノートの活用場面

人生ノートは、さまざまな場面で活用できます。

活用例

  • 本人のために

    自分の歩み、希望、不安、伝えておきたい言葉を整理できます。

  • 家族のために

    本人が何を望んでいるのかを知る手がかりになります。

  • 支援者のために

    生活歴、価値観、医療・介護の希望、連絡先を確認する資料になります。

  • 医療・介護の場面で

    ACP、施設入居、生活状況確認、緊急連絡先の整理に役立ちます。

  • 葬儀・納骨・供養の場面で

    本人の希望に沿った葬儀、納骨、供養を考える手がかりになります。

  • 終身設計のために

    必要な支援項目と費用を整理する個別見積につながります。

まずは、これまでの人生を
整理することから始めませんか。

将来の不安は、手続きだけでは整理できません。

これまでの歩み、心に残る風景、伝えておきたい言葉、これからの暮らしの希望。

人生ノートは、それらを丁寧に聞き取り、家族や支援者へ残し、必要な支援へつなげるための入口です。

いきなり契約ではなく、まず人生を整理する。

そこから、これからの安心を一緒に考えます。

加盟法人・連携機関の方へ

ビハーラ連携機構は、地域の終身サポートを共に支える法人・専門職・寺院・関係機関との連携を進めています。加盟・連携を希望される方は、専用フォームよりお問合わせください。